Đã Có Phiên Bản Dành Cho Điện Thoại.
Bạn Có Muốn Dùng Thử ?
むかしむかし、味真野(あじまの)の里の文室(ふむろ)という所に、円海(えんかい)という長者がいました。
ある時、その長者が水無川(みずなしがわ)のほとりを歩いていると、川原に見た事もない大きな赤牛が寝ていました。
「これは、何と大きな牛じゃ」
不思議なサバ売り
奈良の東大寺(とうだいじ)で、「華厳経(けごんきょう)」というお経(きょう)の話しをする会が、初めてもよおされる事になった時のお話しです。
会の日取りは決まりましたが、お経の話しをしてくれる人を誰にするか、なかなか決めかねていました
魚石
むかしむかし、長崎の唐人屋敷(とうじんやしき→江戸時代、長崎に作られた中国人村)に近い篭町(かごまち)に、伊勢屋(いせや)という欲張りな主人がいました。
ある日、唐人屋敷のアチャさんが中国へ帰る事になり、お世話になった伊勢屋の主人へあいさつに行ったのですが、その時、アチャさんは伊勢屋の土蔵の石垣の中から青く光る石を見つけたのです。
鉄砲屋八兵衛(てっぽやはちべえ)
むかし、ある町に鉄砲を作る職人の八兵衛(はちべえ)という人が住んでいました。
八兵衛はウグイスが大好きで、美しい声のウグイスを何羽も飼っています。
ある日の事、この町の宿屋に名古屋の殿さまが参勤交代の途中で一泊しました。
その殿さまが、どこからか聞こえてくる八兵衛のウグイスの美しい鳴き声を聞いたのです。
トラが木登りの出来ない理由
むかしむかし、中国武術の得意なトラが、沖縄の空手が強いと聞いて、沖縄にやって来ました。
トラは沖縄の町にやってくると、威張った態度で言いました。
「おれさまは、中国武術の達人だ。中国武術と空手、どちらが強いか勝負だ!」
わらびの恩
むかしむかし、大きなヘビが昼寝をしていると、不運な事に土の中から茅(かや)が芽を出して、鋭くとがった先でヘビの身体を貫き通してしまったのです。やがて目を覚ましたヘビは、
「あぁーーっ、よく寝たな。さて、お昼ご飯にカエルでも食べに行くか」
と、前に進もうとしたのですが、
カメとイノシシ
むかしむかし、カメはとても足が長くて背の高い動物でした。
ある日の事、けものたちが集まって力比べを始めました。
その頃、力が一番強かったのはイノシシです。
だからイノシシはいつも大いばりで、力比べの場所に来ると、
「エヘン、エヘン」
塩買い大黒
むかし、薩摩の国(さつまのくに→鹿児島県)で、塩がとても少なくなった年がありました。
特に川内(せんだい)のあたりがひどく、奉平寺(たいへいじ)というお寺でも和尚さんや小僧が、毎日、朝から晩まで塩探しに走り回っていました。
そんなある日です。
改心した、おいはぎ
むかし、千葉県中部の東金(とうがね)には、上総木綿(かずさもめん)の問屋がたくさんありました。
その頃は、上総木綿を江戸まで運ぶと、大変なもうけがあったそうです。
その東金には三代続く商人の宗兵(そうべい)という人がいて、
雑炊橋(ぞうすいばし)
むかしむかし、梓川(あずさがわ)と言う川には橋がかかっておらず、川をへだてた村と村はすぐ近くですが、行き来する事が出来ませんでした。
そこで二つの村の子どもたちは、お互いに向こう岸の村の子どもたちと川をへだてて大声で呼び合ったり、物を投げたりして遊んでいました
生まれ変わりのしるし
むかしむかし、那賀郡田中村(→今の和歌山市)というところに、赤尾長者と呼ばれる長者がいました。
長者には子どもがいませんでしたが、ようやく玉の様な男の子が生まれたのです。
長者は子どもに万年も生きてくれる様にと願いを込めて亀千代(かめちよ)と言う名前を
子ザルのまつ
むかし、松代町(まつしろちょう)と言うところに、徳嵩源五郎(とくたけげんごろう)と言う腕の良い彫り物師が住んでいました。
ある日、源五郎は山でサルの親子を見つけました。
母ザルは猟師に鉄砲で撃たれたのか、背中から血を
天に昇りそこねた亀たち
むかしむかし、ある池に、たくさんの亀が住んでいました。
ある日の事、亀の大将が言いました。
「何でも竜は、海に千年、川に千年住むと天に昇るそうだ。このわしは、この池に三千年も住んでおるから、もうそろそろ天に昇っても
沼女の手紙
むかしむかし、あるところに、みぞう沼という沼があり、その沼の近くに孫四郎(そんしろう)というお百姓が住んでいました。
ある日、村人たちが大勢で、お伊勢参りへ出かける事になりました。
孫四郎も誘われたのですが
オオカミばあさん
むかしむかし、丹波(たんば→京都府)の山間の村に、スギというおばあさんが住んでいました。
ある年、おスギおばあさんに、待望の孫が生まれたのです。「ああ、うちにも孫がでけた。ええ男の子や